横浜でハイブリット漏水調査

横浜でハイブリット漏水調査

 横浜鶴見区のマンションで漏水が発生。実は2年前にも漏水調査を実施したマンションでした。今回は別のお部屋でしたが、事前に現地業者さんが2度漏水調査をしたところお手上げいうことで管理会社の方から弊社へHELPが来ました。
急いで漏水調査セットと赤外線カメラ、高解像度内視鏡カメラを用意して現場へ。調査予定時間は2時間半。

漏水調査で一番大事なのは原因を決めつけず、俯瞰的に現状を把握確認。そして、居住者の方からのヒヤリングが大事。そこに、新技術機器の活用を組み合わせることで、経験値の推察を新技術によって根拠のあるデータで原因箇所を見つけることが可能となります。


・9:30~調査開始。14F建てのRC造で漏水被害箇所は9、10Fのお部屋。

・9、10、11Fと非接触の赤外線カメラで現状の漏水状況を確認したところ、9Fは天井、壁、巾木、床と水分滞留を確認。

10Fは壁でも腰壁と半分より下に水分滞留。天井、壁上部には水分滞留を検知されず。

11Fは全く無し。既設点検口から高解像度内視鏡カメラを挿入し、壁、床スラブを目視したが水分無し。過去に濡れた形跡も無し。ということは、11Fからの水分ではないと考察。

 

 

10Fの床スラブは水が溜まっていました。

 

【結 果】

10Fの浴室内からの漏水でした。階下9Fの方からのヒヤリングで5~6年前から壁にシミが出ていて直ぐに収まるっていたのであまり気にしていなかったとおっしゃっていました。今回は漏水を発生させる条件が複数あったため、徐々に水分が蓄積されて少しづつ水量が溢れ出てきた状況。

調査当日、居住者さま立ち合いの元、実際に散水試験をしながら赤外線、高解像度内視鏡カメラをご確認頂いて納得を頂きました。

後日、弊社で原因箇所の補修、被害箇所の内装復旧をすることとなり、無事に終了。調査から補修まで出来るということで居住者さまには安心して頂けました。

調査価格¥300,000(出張費込み)

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